この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 仮想通貨取引所FTXは、サム・バンクマン・フリード氏が出資した資金の回収を目指している。
- 回収したいのは、アラメダ・リサーチからモジュロ・キャピタルへ渡った4億6000万ドル。
- モジュロは現金で4億400万ドルの返済に同意、債権者へ分配される可能性がある。
バンクマン・フリード氏最大の投資、FTXが回収し債権者へ分配か
倒産した仮想通貨取引所FTXは、昨年アラメダ・リサーチから多額の投資を受けたベンチャーキャピタル（VC）会社モジュロ・キャピタルから、不正流用されたとされる顧客資金4億6000万ドルの回収を求めている。
業界に非常に大きな衝撃を与えたFTXの倒産。創業者のバンクマン・フリード氏はすでに逮捕され、同取引所はその後始末に追われている。
dai06
3月22日の提出書類によれば、アラメダからの投資はバンクマン-フリード氏の指示によるもので、アラメダは2022年5月からモジュロに4億7500万ドルを投資したという。
バンクマン・フリード氏肝入りのモジュロへの投資。
FTXはこれを回収することで、債権者への再分配を考えている可能性があるという。
dai06
和解契約に従い、モジュロは現金で4億400万ドルを返済することに同意し、FTXで保有する5600万ドル相当の資産への請求権を放棄することになる。
少しずつではあるが処理が進む、倒産後のFTX。
まだ時間はかかるかもしれないが、動きがあるというだけで安心できる顧客も多いはずだ。
dai06
＜参考元＞cointelegraph
