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業界大手コインベース再び人員カット、約20%にあたる950人削減へ

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. 米国最大の仮想通貨取引所であるコインベースが、再度の人員カットへ。
  2. 従業員の約20%にあたる、950人程度を削減する予定という。
  3. アームストロングCEOは、「業界の不振を乗り切るには必要な措置」と。

コインベースCEO「業界の不振乗り切るために必要な措置」

米国最大の暗号資産(仮想通貨)交換業者コインベース・グローバルは従業員の約20%に相当する950人程度を削減する。仮想通貨相場の低迷で同社は再び人員カットに踏み切る。

仮想通貨業界全体で人員削減やプロジェクトの縮小・中止が相次いでいるが、それは米国最大の仮想通貨取引所であるコインベースにおいても無縁ではない。

同社は昨年に引き続き、今年も人員削減に踏み切る。

dai06

共同創業者のブライアン・アームストロング最高経営責任者(CEO)は10日のブログへの投稿で、人員削減を発表し、業界全体の不振を乗り切るために必要な措置だったと説明した。昨年6月に従業員の18%に相当する1200人程度の削減を発表、同年11月にはさらに60人を削減した。同社は今後、複数の事業プロジェクトを中止する。

複数回の人員削減、そしてプロジェクトの中止に迫られているコインベース。

業界大手として、業界を盛り上げる動きを見せてほしいが…。

dai06

発表資料によれば、同社はリストラの経費として1億4900万-1億6300万ドル(約196億-215億円)を計上する見通しで、4ー6月(第2四半期)末までに事業立て直しの「相当部分が完了する」という。2022年通期の調整後EBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)は約5億ドルのマイナスになったと見込まれている。

経費はかかったとしても、思い切った行動に出るコインベース。

浮いた費用がどのように使われるのか。今後の同社の動きに注目したい。

dai06


<参考元>bloomberg