この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 世界的な実業家イーロン・マスク氏が、ドージコイン投資家から訴訟を起こされた。
- 原告は「マルチまがいの方法でドージコイン価格を不当につり上げた」と主張。
- 最高値からの下落に伴う損失の3倍である、2580億ドルの賠償金を要求。
「ドージコインに本質的価値はないのに」、マルチ商法と非難されるマスク氏
米電気自動車（ＥＶ）大手テスラ最高経営責任者（ＣＥＯ）のイーロン・マスク氏が１６日、暗号資産（仮想通貨）ドージコインの投資家から２５８０億ドルの支払いを求める訴えを起こされた。原告側はマスク氏が「マルチまがいのやり方」でドージコインの価格を不当につり上げたと非難している。
マスク氏はかねてよりドージコインを支持するような発言を行っており、これが市場に少なくない影響を与えたとされている。
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ニューヨーク州南部地区連邦地裁にマスク氏を提訴したのは、ドージコイン投資家のケース・ジョンソン氏。訴状には「被告は２０１９年以降、ドージコインに本来的な価値がないと知りながら、取引を推奨してもうけを得た。マスク氏は世界一の富豪という地位を利用して、個人的利益や楽しみ、注目を浴びるために『ドージコインのマルチ商法』を運営し、操作した」と記されている。
ジョンソン氏が支払いを求めている2580億円の賠償金は、最高値からの下落に伴う損失とされる860億ドルの3倍の金額だという。
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ドージコインの昨年５月の価格は約０．７４ドルで、１６日はわずか０．０５８ドル前後だった。この仮想通貨を巡っては、ウォーレン・バフェット氏やビル・ゲイツ氏などからも価値があるのか疑問だとの声が出ていた。
マスク氏のドージコイン騒動は、巨額の訴訟を起こされるという新しい局面へ。今後の判決次第では、さらなる原告が出てくる可能性もあるだろう。
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＜参考元＞REUTERS
