この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 米MY州で脱炭素のための新法案が可決、知事は署名については検討中。
- 仮想通貨採掘のために、化石燃料を用いる発電所の使用を2年間停止するもの。
- 仮想通貨の採掘は膨大な電力を消費するため、環境への影響を憂慮されている。
膨大な電力消費する仮想通貨マイニング、米NY州で規制強化か
暗号資産(仮想通貨)のマイニング(採掘)を目的に化石燃料を電源とする発電所を使用することを2年間停止する法案が、米ニューヨーク州議会で可決された。
仮想通貨マイニングは膨大な電力を用いることで知られており、各国が憂慮している仮想通貨に関連する問題のひとつだ。
世界各地で仮想通貨のマイニングによる電力不足などが報じられており、規制する国も増えている。
dai06
仮想通貨の採掘は大量の電力を必要とする。法案は2050年までに温室効果ガス排出を85%削減する取り組みの一環で、4月に州下院を通過し、上院でも先週可決された。
ホークル知事は署名するかどうかについては未定とのこと。おそらく今後、さらなる議論が行われるのではないだろうか。
dai06
法案は、炭素系燃料を使用し仮想通貨採掘に電力を提供する発電設備に対する大気許可の発行や更新を一時停止する内容。
米NY州の決定は今後ほかの州・国の議論も誘発させる可能性がある。
今後の動向を注視したいところだ。
dai06
<参考元>REUTERS