この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 仮想通貨を保有する3万人のうち、半数が2021年に初めて購入したと判明。
- ブラジルとインドネシアが調査対象全体の41%を占めている。
- 21年で保有していた人の79%が、長期投資に期待感を持っている。
インフレが普及を後押し、2021年に仮想通貨保有一気に拡大
米交換業者ジェミニが米国や中南米およびアジア太平洋地域の20カ国で約3万人を対象に行った調査で、暗号資産(仮想通貨)所有者のうち、2021年に初めて購入した人がほぼ半数を占めた。
ライトユーザーにとってはまだまだかもしれないが、世界的に見れば仮想通貨の普及が一気に進んでいる。
dai06
調査は21年11月から22年2月の間に実施。自国通貨の価値が下落した国々ではとりわけインフレが暗号資産の普及を後押しした格好となり、21年は普及が大きく広がった年であることが分かった。
ブラジルとインドネシアが全体の41%を占め、アメリカが20%、イギリスが18%といった結果に。
dai06
また、21年時点で暗号資産を所有していた人の79%は、長期投資に潜在的可能性があると見込んだと回答した。
現在暗号資産を保有せず、自国通貨が対米ドルで下落している国に住む人は、そうでない人に比べインフレヘッジ目的で暗号資産購入を計画していると回答した人の割合が5倍余り高かった。
仮想通貨に瞬間的な利益を求めている人は少なくなってきたのかもしれない。ある人は長期投資目的として、ある人は資産の逃避先として使うことも…。
徐々にその存在意義を高めてきた仮想通貨だが、2022年はさらに広まることになるのだろうか。
dai06
<参考元>REUTERS