- 韓国のアーティストBTS(防弾少年団)の事務所が、「ARMY COIN」について警告。
- 取引所Bitgetに上場したこのコインは、BTSとは関係がなく肖像権を侵害しているとした。
- ARMY COINは集客のために、『BTSのためにつくられた』と虚偽の情報を流布しているとも。
『BTSのために…』は嘘、事務所のHYBEがARMY COINに法的措置検討
HYBEの関係者が傘下レーベルのBIGHIT MUSIC所属グループであるBTS(防弾少年団)の、肖像権侵害について注意を呼び掛けた。
28日、HYBEは公式SNSなどを通じて公式コメントを発表し「『Bitget』取引所に上場された『ARMY COIN』は弊社と全く関係が無く、弊社と何の議論もなく発行されたものであることを明らかにする」と明かした。
韓国のアーティストであるBTS(防弾少年団)は、今や世界規模で活躍するアーティストとして名をはせる。
そのファンは「ARMY」と呼ばれており、今回の「ARMY COIN」も、彼らBTSやファンを意識してつくられたものであることは容易に想像がつく。
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続いて「該当の仮想通貨の広告のために使用されたBTSのイメージは、所属事務所であるBIGHIT MUSICと何の合意もなく使われた。アーティストの肖像権侵害をはじめ、法的違反事項を把握しており、この件に関して法的に対応する予定だ」と伝えた。
BTSはすさまじい影響力を持つグループだ。
YouTubeに新曲が公開されれば、すぐに再生される。実際『Dynamite』などは24時間で最も再生された動画としてギネスに認定されている。当然、彼らのグッズの売れ行きも好調で、多くのコレクターがいる。
ゆえに今回の「ARMY COIN」の問題も憂慮すべき事案だろう。
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HYBE 公式コメント一部抜粋
現在該当の仮想通貨は、「BTSのために作られた」「BTSの収益の極大化のために存在している」などの虚偽の内容をグループチャットに流布させ、利用者を集めていることが確認されています。被害が発生しないよう注意を傾けてください。金銭的被害に遭った方は、近くの警察署など捜査機関や通報機関に速やかに通報してください。
すでに事務所のHYBEは解決に向けて動き出している。
公式がコメントを出したことで、被害の拡大が止まればよいのだが…。
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<参考元>Kstyle