- 大手監査法人デロイトが、日本、アメリカ、香港などのFSI専門家1280人に調査を実施。
- 調査によれば、81%がブロックチェーンは「すでに主流の人気を得た」と回答。
- より深く業界にかかわるFSIパイオニアは、97%がビジネスに必要不可欠との見方を示した。
すでにブロックチェーンは欠かせぬ存在、金融専門家多数が支持
デロイトの「2021 Global Blockchain Survey」によると、金融サービス業界(FSI)幹部の81%が、ブロックチェーン技術は「広範に拡張可能」であり、メインストリームでの採用を達成していると考えている。
調査対象となったのは、日本のほか、ブラジル、中国、ドイツ、香港、シンガポール、南アフリカ、アラブ首長国連邦、英国、米国に拠点を置く1280人のFSI専門家である。
彼らはその多くが、ブロックチェーンは業界ではすでに多くの人気を得ていること、さまざまな分野に活用できるとの見方を示した。
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調査では、回答者の約73%がブロックチェーンやデジタルアセットを採用しなければ、自社が競争優位の機会を失うことになるという懸念を示した。FSIパイオニアでは、97%もの回答者が、自社のビジネスが競争力を維持するためにブロックチェーンアプリケーションが不可欠であると回答した。
すでにブロックチェーンを活用するパイオニアらは、やはりその可能性を一層支持している。
ただ、回答者のうち71%は、サイバーセキュリティが仮想通貨の普及を妨げる最も大きな障壁となると答えた。
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調査によると、世界の主要テクノロジー企業の回答者の約40%がブロックチェーンを実用化しており、約90%が今後3年間でブロックチェーンの重要性が高まると考えている。
金融業界で生きる専門家の多くが、ブロックチェーンに一定の評価を示している。
ただ、それが一般ユーザーに広がるためには、まだ乗り越えなくてはいけない壁がありそうだ。
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ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/81-of-finance-execs-say-blockchain-has-gone-mainstream-survey