この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- ベンチャーのグリフォン・デジタル・マイニングが、1400万ドル(約15億円)を調達。
- 同社は再生可能エネルギーを用いた、マイニング事業の展開を計画中。
- マイニング企業らは、電力消費やCo2の排出に関して批判を浴びている。
「化石燃料使用せずマイニングしたい」、米ベンチャーの新たな取り組み
グリフォン・デジタル・マイニング(Gryphon Digital Mining)は、米国で再生可能エネルギーを使ったビットコインのマイニング事業を進めるため、1400万ドル(約15億円)の資金を調達した。
膨大な電力消費やCo2排出などの問題で、日に日に批判が高まっているマイニング企業。
業界は今後これらの問題に取り組むことが求められるなか、グリフォン・デジタル・マイニングは新たな取り組みに向けて動き出した。
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「現在、再生可能エネルギーを使用しているマイニング企業はあるが、100%再生可能エネルギーに取り組んでいる企業はない。特に、業界への反発を考えると、我々はこの取り組みを進めるべきと考えている」と同社会長のブリタニー・カイザー(Brittany Kaiser)氏は述べる。
同社は、水力、原子力、太陽光、風力のいずれかを用いてマイニングを行いたいとしており、化石燃料を使用しない方向で考えていることを表明している。
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マイニング機器は、第1弾の約730ペタハッシュ分がすでに設置されており、数カ月で稼働を開始する予定だ。同社は新しいマイニング機器を導入しながら、2022年までに最低2エクサハッシュから、最大5エクサハッシュに拡大したいと語った。
同社はマイニング企業として、新しい局面を切り開こうとしている。
この先業界への批判が今以上に高まる可能性は十分あるだけに、その展望を注視する同業他社は少なくないだろう。
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ソース元https://www.coindeskjapan.com/105662/