この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- ゴールドマン・サックスは、「金とビットコインは、互いの市場を食い合わない」とした。
- ドルが弱くなる環境下において、金もビットコインも成長の余白があるという。
- 金はディフェンシブな資産で、ビットコインはよりリスクオン資産で役割が違うとも。
金とビットコインは別物、ゴールドマン・サックスアナリストの見解
米投資銀行ゴールドマン・サックスのアナリストは、暗号資産(仮想通貨)のビットコインと、伝統的資産クラスの1つである金(ゴールド)が、互いに互いの市場を「食い合う」ようなことは起きないとする見解を明らかにした。
ビットコインは資産としての地位を向上させていくなかで、金と比較されることが増えてきた。なかには金よりも優れていると考えている人もいるかもしれない。
ただ、ゴールドマン・サックスのアナリストは、それぞれ別物であり食い合うようなことはないという。
dai06
「ドルの価値が弱くなる環境の中で、二つの資産(ビットコインとゴールド)が互いに食い合うようなことはないだろう。両資産ともにそれぞれ十分な成長余白がある」と同行のアナリストは直近のリサーチノートで述べた。
一定の価値をキープしてきた資産といえばやはり金だが、ここにビットコインが取って代わるのではなく、並び立つイメージのようだ。
アナリストによれば、金は従来の通りディフェンシブな資産で、ビットコインはよりリスクオンな資産で、それぞれ負う役割が違うのだという。
dai06
また同アナリストは、暗号資産の相場が比較的に、インフルエンサーや著名投資家などの動きに敏感である特徴を指摘。例として、米証券取引委員会(SEC)がリップル社を訴えた後に、暗号資産のリップル(XRP)が急落したことをあげた。
金とビットコインの特徴・違いについて、冷静に分析するゴールドマン・サックス。
同行は今後も、この二大巨頭につかず離れず付き合っていくのではないだろうか。
dai06
ソース元https://www.coindeskjapan.com/100692/