- とあるキューバのYouTuberは、ビットコインは重要なツールになっていると説明。
- 海外の口座にあるドル建ての収入を、支払い用のお金に交換する際に使うという。
- キューバ国内では多くの人々が、仮想通貨を使えるプリペイドカードを購入しているという。
1130万人中5万人はビットコインユーザー?YouTuberキューバ国内事情語る
キューバでインフルエンサーとして活動することは難しいが、YouTuberのエリック・ガルシア・クルス(Erich García Cruz)は大活躍しているようだ。
(中略)
海外の口座にあるドル建ての収入を、家賃や食料品を買うお金に変える時、ビットコインはエリックにとって重要なツールだという。
キューバに対して厳しい措置を継続しているアメリカ。
エリック氏によれば、キューバの人々はVISAやマスターカードが使えないため、YouTubeなどでマネタイズを図っているという。
dai06
キューバでは(世界中どこでもそうだが)、外出して仕事をすることが難しくなっている。一方、キューバのテックコミュニティでは、ビットコインを学ぼうとする人が増えているとエリックは言う。
「数千人のキューバ人がビットリフィル(Bitrefill)で暗号資産(仮想通貨)が使えるプリペイドカードを購入し、デジタルサービスを消費している。他に良い方法はないから」
キューバの人々は半ば強引な形で、ビットコインへの理解・普及を進めているようだ…。
代替手段がない以上、これは避けがたいトレンドとなっているらしい。
dai06
エリックは、人口約1130万人のキューバには今、約5万人のビットコインユーザーがいると考えている。
(中略)
「稼いだお金は非公式市場で交換し、そのあとで国営、または個人経営の店で(商品を)買う。キューバ人は(暗号資産と法定通貨の両方の)取引でお金を稼いでいる」とエリックは話す。
(中略)
エリックは、キューバの暗号資産は2020年を通して「成長し、力強くなった」と話した。
エリック氏の発言からは、キューバの混沌とした金融の動きがうかがえる。
人々は自分たちで情報を収集しながら、ギリギリのラインをかいくぐりながら経済活動を行わざるを得ないのかもしれない。
dai06
ソース元https://www.coindeskjapan.com/76182/