この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- Twitterで大規模な乗っ取り事件が発生。アメリカの著名人らの複数のアカウントが被害を受けた。
- 乗っ取られたアカウントからは、ビットコインの送金を要求するメッセージが発せられた。
- 犯人側はTwitter社員に賄賂を送り、たった1人で攻撃を行ったとした。
Twitter社員が賄賂で実行?大規模な乗っ取り事件発生
7月15日未明、米国の複数の著名人や企業のツイッターアカウントが何者かに乗っ取られ、ビットコインによる送金を促す詐欺のメッセージが表示された。
乗っ取られたのは、ジョー・バイデン、バラク・オバマ、ビル・ゲイツ、イーロン・マスク、カニエ・ウェストなどのアメリカの各界の著名人。
ほかにもコインベースやバイナンスなどの仮想通貨プラットフォームのアカウントも乗っ取られた。
dai06
ツイッターは事件の全容をまだ調査中というが、「当社の内部システムおよびツールへのアクセス権限を持つ従業員を標的にした、巧妙に計画されたソーシャルエンジニアリング攻撃が行われた」と述べた。
Twitter側は事態を深刻に見ており、今後も調査を行うという。
なお、乗っ取られたアカウントのうち影響力を強く持つものは、一定期間投稿ができなくなるロックをかけたという。
dai06
今回の事件に関してはツイッターがまだ開示していない情報がある模様だ。テック系ニュースサイトのMotherboardが、犯人だと名乗る者たちとコンタクトをとった結果、彼らはツイッターの内部の者が事件に関わったと述べたという。
犯人と名乗る人物はTwitterの社員に賄賂を送ったこと、その社員は1人でこの乗っ取りを実行したと説明。一方、アメリカの諜報機関の職員は、政府ではなく個人による攻撃の可能性が高いと説明した。
まだまだ不明なことが多い今回の事件。全容の解明にはしばらく時間を必要としそうだ。
dai06
ソース元https://forbesjapan.com/articles/detail/35897?internal=top_firstview_02