- 仮想通貨ビットコインの大物らが手掛けるストラテジーゲーム「インフィニット・フリート」が年末までに登場する予定。
- プロジェクトはブロックストリーム社のCSOサムソン・モウ氏が手掛け、ライトコイン創設者のチャーリー・リー氏、「仮想通貨の父」ことアダム・バック氏らがビデオに登場。
- ゲーム通貨である「INF」は仮想通貨として発行され、いずれは仮想通貨取引所でも取引できるようになるという。
ゲーム世界でセカンドライフ、「インフィニット・フリート」登場へ
MMO(多人数が参加できるオンライン型)のストラテジーゲームである「インフィニット・フリート(Infinite Fleet)」が仮想通貨業界の大御所からの強力なバックアップを受け、年末までにアルファ版を立ち上げる予定であることが分かった。
完全版は2021年に登場する予定という「インフィニット・フリート」。
ライトコイン創設者チャーリー・リー氏、「仮想通貨の父」と呼ばれるアダム・バック氏のほかにも、ビットフィネックスの元CSOフィル・ポッター氏や仮想通貨トレーダーのホエール・パンダ氏などもかかわっているという。
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インフィニット・フリートで使われるゲーム内通貨「INF」は、仮想通貨として発行される。ファン氏は、ブロックチェーンが使われるのはゲーム内通貨の発行という点のみだと解説した。INFは将来的には仮想通貨取引所でも取引できるようになる計画だという。
INFは供給量が制限されており、ゲームに参加することでしか手に入れることができないという。
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インフィニット・フリートのゲーム内通貨であるINFは、米リンデン・ラボ社が手がけるセカンドライフのゲーム内通貨「リンデン・ドル」から刺激を受けているという。セカンドライフは、アバターを介して仮想空間で人々が交流するサービスとして2000年代に一次ブームとなった。「リンデン・ドル」を使って、利用者が自作のアイテムや土地を売れる仕組みを構築したが、本格的な普及には至らなかった。
「セカンドライフ」はその名前の通り、ゲーム内で第2の人生を楽しむことができたゲームだ。インフィニット・フリートは宇宙空間が戦いの舞台になるとのことだが、このセカンドライフに倣い優れた没入感を楽しむことができるゲームとなるのだろうか。
完全版のリリースが2021年ということもあり、今後の続報にも注目が集まる。
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ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/major-crypto-ogs-backed-infinite-fleet-to-be-launched-fully-at-some-point-in-2021