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米シンクタンクのダークウェブ報告書、BTCやEMR名指しで警戒

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. 米シンクタンクのザ・ランドがダークウェブに関する報告書を公開。
  2. 国内外の関係当局の連携と対策が必要であるとの見方を示した。
  3. ダークウェブ上で動く仮想通貨にも警戒感を示し、ビットコインやモネロを名指しした。

ダークウェブで動く仮想通貨、米シンクタンク「対策不十分」と報告

米シンクタンクのザ・ランドは、犯罪の検知や調査が難しいとされる「ダークウェブ」に関する報告書を公開した。11月20日に発表された。報告書では、国内外の関係当局間の情報共有の改善や訓練にさらなる投資が必要だとして指摘している。

ダークウェブ上では違法な取引がいくつも存在しているとされる。その根幹を担うのが匿名性の高い仮想通貨だ。

足のつきにくい仮想通貨が登場したことで、取引数は増加し捜査は困難になっている。

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悪意あるインターネットのユーザーは仮想通貨を使って高い水準の匿名性を維持できるとし、ビットコイン(BTC)やライトコイン(LTC)やモネロ(XMR)を名指ししている。

匿名性の高いこれらの通過は、ダークウェブ上の”基軸通貨”として機能している。

最近では送送金手数料としてビットコインを受け取り、利益にかえる手法もあるという。

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ダークウェブ上の取り締まりは、習慣化された従来の古い手法に頼っていることも判明したとしている。

報告書では、米国内にとどまらず国内外の関係当局間の情報共有の改善と訓練に対するさらなる投資が必要だとして指摘している。

対策は後追いになっている上に、明確な対策はいまだ示されていない。

見えないところで見えないお金が動いているこの状況…。改善するにはまだまだ多くの時間と研究、そして費用もかかりそうだ。

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ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/us-think-tank-releases-report-on-investigation-into-illicit-transactions-on-the-dark-web